マタ関係ない方にとっては、つわり、つわりってうるせーなぁという感じの話題かもしれませんが、そのうちいろんなことにまみれているうちに記憶が薄れてしまいそうなので、覚えているうちに感じたことなどをぶちまけておこうと思いました。
自分がマタと関係無かった時は、他人のツワリ事情なんてちっとも分かっていませんでした。もしかしたら妊婦だった友人たちが辛がっていろいろ話していたのかもしれませんが、自分の記憶に残るほどのことはなかったし、だからこそ自分の身に降りかかって初めてその辛さが分かったという感じだったのです。
何事も経験しないと分からないということなのかもしれません。未マタの人にとって、出産の恐怖は「分娩」そのものだったり、分娩から派生する「会陰切開」だったりするのではないかと思うのですが、経産婦の友人たちに言わせると最も辛かった、キツかったのは「つわり」と「陣痛」という人が多いように思います。
つわりは一時期のものなので(中には出産まで続く人もいるらしいですが・・・)、赤ん坊を抱えて乳をひり出している人に「つわりどうだった?」と質問しても、その時点で幾つもの荒波を乗り越えているので、軽い答えしか返ってこないのかもしれません。私もそうなるかもしれない。
誰でも風邪を引いた、お腹を壊した、頭痛がする、なんだか体調が悪い、という経験はあると思いますが、その状態が3ヶ月続いたらどれだけシンドいでしょうか。つわりは人によって症状が様々ですが、「不快な匂いに対しての嗅覚が敏感になりすぎてつらい」「食べられるものが限定されてつらい」「朝起きて寝るまで喉元に吐き気があって辛い」「ぼーっとする」「頭痛がする」「吐き気で目が覚める」などの不快症状が約3ヶ月、ノンストップで続くんです。私はやや食べづわり系のつわりで、吐き系ではなかったので、一般的には軽いタイプのつわりのようだったのですが、それでも不快症状から逃げられずものすごく辛かったと思っています。
症状そのものが辛い、というよりも、症状に耐え続けなければならないストレスが辛いというか。「これいつまで続くんだよ〜〜〜」というストレス。2〜3日軽い日があると、「ついにつわり、ジ・エンドかな?」と淡い期待を抱いたものですが、明くる日には猛烈な吐き気で目覚め、何を食っても気持ち悪い、出かけられない、起き上がれない、無力感に苛まれて精神不安定・・・そんな日々の繰り返しでした。
解決する方法なんて無いんですよ。せいぜい体調と己のつわりの癖に折り合いをつけたものを摂取する以外には。そんな時に何が必要で心強かったか。ズバリ
「共感
」ではなかったかな〜と思います。
たまたま予定日が1週間しか違わない同い年の友人が居て、それぞれに抱えている問題は違えど、漠然とした不安や、やり場のない思いみたいなものを毎日のようにメールで話していました。問題が解決するわけではないんですが、彼女とのやりとりで「今日のつわりはドイヒ〜」「○○の匂いがダメポ」「え〜!私は平気。でも●●は無理ポ」「人それぞれだね〜」「おもしろいね〜」など・・・どうでもいい話がほとんどでしたが、このやりとりがとても救いになっていたんですね。経産婦の友人でも、つわりが全く無かった人もいましたが、そこそこ辛かったという人たちは、女神様のような優しい態度で話を聞いてくれたりしたので、それにも大変救われました。その人達から「つわりはいつか終わるから。今だけだから。頑張って耐えるんだぞぉ〜

」と言われると、おとなしく言うことを聞こうという気になったものでした。
残念ながら救いにならなかったのは実母、義母の言葉でした。彼女たちも私の身を慮っての一言だったのだとは思うのですが、子育てを終えてあらゆるタイプの荒波の数々を通り超えてしまった人達の言葉はあまりにも上から過ぎて、つわりの辛さにリアルタイムでのたうちまわっていた私には正直厳しく感じてしまいました。まずは実母の「つわりは気のせいだから。」というミラクル発言。電話口でこう言われた時には、この吐き気が全てメンタル問題で解決できるなら、誰もつわりで悩まねぇよ・・・と愕然としてしまいました。次に義母。義姉が吐きづわりで入院沙汰になるほどひどかったらしいので、吐かずに食えている私のつわりについては「全然軽い、良かったね」と会う度に言われていました。重い軽いはあれど、どちらも辛いと思うんですけど・・・。メールでも「ママになる
試練だと思って頑張ってね

」と言われ、優しい言葉のはずなのに「試練」というキーワードに何故かイラッとしてしまったんですよね。その後、この言葉を夫が復唱するように言ってきたので「てめぇが中出ししたからこうなってんじゃねぇか!!今後『試練』とか言ったらぶっ殺すからなっ!!

」に近いようなことを言ってしまいましたとさ・・・。なんて言っていいか分からずにかけてくれた一言だったのだと思うのですが、当時の私は、この「試練」という言葉を「自分一人でどうにかしろ」と言われているように受け取ってしまったんですね。。暴言は申し訳なく思っていますが、やはり二度と言ってほしくない言葉ではありました。
男性は一生経験することがない感覚なので、つわりの辛さなど分かりようも無いと思うのですが、先に書いたように精神的にも追い詰められてイライラしてるし、かつて経験したことのないホルモン感覚に妊婦自身が対処できていなかったりするので、辛そうだなと察した時点で常に気持ちに寄り添ってあげるのが一番かと思います・・・実際そうしてくれることが救いになっていました。「試練って言うな」事件以外では夫に気持ちを逆撫でされることは一切無く、ホルモンに翻弄されている私を温かく見守ってくれているので非常に感謝しております。わからないなりに「つわりには○○が効くらしいよ」とか、「妊娠初期は○○したほうがいいんだって」など、気遣っていろいろ調べてくれたりしたのはとても嬉しかったように思います。
壮大な愚痴になってしまったような・・・すみません。とりあえず、忘れる前に書いておきたかったので。
つわり中、吐き気を感じた時には、グミとかプチゼリーとかウィダゼリーなどを好んで食べていました。一瞬ですが、吐き気が収まるので。飲み物はアクエリアスが一番多かったかな。米の炊ける匂いも出汁の匂いも平気でしたが、米よりパンのほうが食べやすく、トマトを入れた野菜たっぷりスープとパン、みたいな食事をしていました。効くと言われているものは一通り試しましたが、私はこれらの摂取量が最も多かったように思います。